ココロを元気にする方法 「Stay Home-水槽のカメから学ぶ」Chapter1-⑪
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「歌って踊れる健康プロデューサー」として、
改めて心の健康、体の健康、食の健康など、
皆さんのココロを元気にする方法をお届けしたい。
今回のテーマは、
「Stay Home-水槽のカメから学ぶ」である。
「Stay Home」でコロナ感染拡大防止のため、
自粛されてる皆さんへしばしの癒しタイム。
まずはわが実家で飼っているペットのカメを
みなさんへ紹介したい。
「カメは万年」という。
みなさんへも福を授けてくれると信じる。
いくつか写真を撮ってみたので、
まずは説明の前にどうぞ。
(正面からのポーズ)
(サイズは手前の15cmの定規を参考
(1日のほとんどは水槽の中で過ごす。
冬眠もこの水槽のなかで行う。)
(水槽は甲羅が当たってキズだらけ。
それでも50年間この中で快適に(?)
過ごす)
(エサは基本金魚のエサ。
カメ専用のエサもあるが、
飼い主の母親曰く「高い」。)
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名前はまだない。
甲羅の形からオス(らしい)。
年齢は確実に50歳を超える。
まさにわが家の「長寿の象徴」である。
日本産のミドリガメではなく、
南アメリカ産のカメ(らしい)。
生態を調べた訳ではない。
どこか川か海で拾ってきたのか?
水族館からもらったのか?
そう思われた方も多いだろう。
実はこのカメは買ったものだ。
今から遡ること50年以上まえ、
私が幼稚園生のときだったと思う。
今は亡き祖母に連れられて、
近所の神社の縁日に行ったとき、
私自身が祖母から買ってもらった。
水槽に一杯のカメを、
確か1匹50円か100円で買ってもらった。
なんとなく可愛らしく感じた。
そこで祖母にねだったのだろうか。
その記憶はない。
もちろん当時は2cmくらいの子カメ。
そのとき水槽には50匹くらいのカメがいたと思う。
販売していたおじさんが
「ぼく、どれにする?」
水槽にいる多くのカメのなかには、
泳いでいるカメ、
休んでいるカメ、
いろんなカメがいた。
その時水槽のなかに石が入れてあり、
その石の一番てっぺんにいた一匹のカメに、
目が行った。
そのカメを指して言った。
わたし: 「これにする。」
おじさん:「ああ、いいねえ。
生命力が強そうだ。」
おじさん:「もし死んだときには、
甲羅に名前を書いて、
川に流してやってね。」
私: 「わかった」
(このおじさんの予言は的中する)
このとき選んだカメこそ、
上の写真のカメなのだ。
このカメの生命力の半端なさを
証明するエピソードを3つご紹介。
①一度買って間もなく水槽のカメを眺めていて、
誤って手に持っていた単2の乾電池を、
水槽のカメの甲羅に落としてしまった。
直撃したあと、
カメは微動だにしなくなった。
死んだか。
あのおじさんの言う通り、
明日甲羅に名前を書いて川に捨てに行こう。
涙が流れた。
しかしそう決めた2時間後、
元気に水槽で泳ぐカメの姿が・・・・・。
母曰く「多分気絶してはったんやろう。」
真偽はいまだによくわからない。
②当時わたしの弟が町内会のお祭りにおいて
金魚すくいで採った金魚3匹を、
このカメと同じ水槽に入れた。
当時金魚の大きさはカメの1.3倍。
翌朝見てみると水槽に金魚の姿はなく、
1匹だけ悠々と泳ぐカメの姿が・・・・。
金魚たちはいずこへ?
飼い主の母は、
この金魚消失マジック事件を覚えていて、
よく話す。
➂夏場に甲羅や水槽に藻が生える。
カメを近くにおいて、
母が水槽を洗っているすきに行方不明に。
などなど。
幸いなことに、
飼っている犬が吠えて見つけてくれたり、
祖母が下駄箱の下に隠れているのを見つけたり、
近所の方が歩いているのを発見したり。
脱走して行方不明になった回数は数知れず。
うさぎとカメの話があるが、
カメの「歩みがのろい」というのはウソ。
カメがウサギに勝つのは当然。
私は幼稚園の頃から経験上そう確信している。
さて成長に合わせて、
何度か水槽は大きくした。
脱走事件などはあったが、
それ以外は50年以上の大部分の時間を、
決して広くはない水槽の中で生きてきたのだ。
今わたしたちの多くが、
コロナウイルス感染防止のため
「Stay Home」が叫ばれている。
考えてみればここ2週間~1か月のこと。
それでも人間は、
「ストレスが溜まる」
「気がおかしくなる」
「病気になる」などとついつい文句を言う。
このカメは1~2ケ月どころではない。
考えてみれば600ケ月以上である。
(冬期はずっと水槽の中で冬眠している。)
50年以上の大部分を、
狭い水槽の中で生きている。
口があればストレスがかかると、
文句が言いたかったのかもしれないと思う。
確かに水槽には下の写真のとおり、
カメの甲羅が水槽のガラスに当たって、
キズだらけである。
ただ飼い主の母親によると違うらしい。
エサを欲するとかなり水槽の中で
ガチャガチャと音を立てて暴れるらしい。
その際にキズ付いたものだと。
もう自分の宿命を
黙って受け入れているのかもしれない。
最近35年ぶりに実家に戻った私は、
カメのストレス解消のために、
毎日3時間程度車のガレージに放している。
日当たりの良い日には、
太陽の下で首と手足を思い切り伸ばして、
甲羅干しするカメの姿が・・・。
何だか気持ちよさそうである。
人間も外出自粛で「Stay Home」をしてみて、
初めて50年間の「Stay Home」を耐えてきた
カメの気持ちが少しわかるようになった。
カメにできて、
人間にできないことなどない。
そう教えてくれているようだ。
「ファイト、コロナに負けるな!」
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