ココロを元気にする方法 「吸い殻・マスクを一つ拾って1万円?」Chapter1-⑥
「歌って踊れる健康プロデューサー」として、
改めて心の健康、体の健康、食の健康など、
皆さんのココロを元気にする方法をお届けしたい。
第6回目のテーマは、
「吸い殻・マスク拾って1万円?」である。
何のことかと思われただろう。
要は「近隣のごみ拾い(の掃除)をすること」である。
キレイなことばで言い換えれば「近隣環境美化活動」だ。
持ち物はゴミ袋と軍手と除菌剤のみ、
あとは背広姿で駅から仕事場まで、
通勤途上で落ちたごみを拾っていくのみである。
掃除というほどのことではない。
ともかく毎朝やるのがポイント。
少し神がかっているかもしれない。
それでも関心があるという方は読み進めてほしい。
実は自宅と仕事場との近隣のゴミ拾いを始めて、
いや正確に言えば再開してから、
はや今年で6年目に」なる。
昨年度までも、通勤時など気づいたら実践していた。
その際には特に何か見返りは求めなかった。
今年は、ただコロナ感染流行によって、
手洗いや除菌の大切さが叫ばれている時でもある。
不特定多数のだれかわからない方が落としたり、
捨てたりしたゴミを拾うのは「勇気」もいるが、
オーバーかもしれないが「命がけ」でもある。
私は今年日々ごみ拾いを実践すると決めたとき、
勝手に近くの神社の神さまと契約して誓った。
コレくらい下心見え見えで始めないと割が合わないし、
また少なくとも私には継続できないと思った。
ちなみに神さまとの契約金額は以下の通り。
①吸い殻・マスク:1万円
②ペットボトル・空き缶/瓶:5千円
③紙ごみ:3千円
④その他大型ごみ(傘など):5千円
⑤その他小型ごみ:3千円
※雨の日の場合は+5千円。
金額はまとめて何らかの形にして、
2年以内に目に見える形でを支払ってもらうように
神さまへ真剣に契約履行をお願いした。
もちろん健康は守ってもらう前提である。
私は掃除の大切さを学ばせもらったのは、
今から15年前にある方と出逢ったのがキッカケだ。
その方こそ、
当時一部上場企業の社長職にありながら、
全国の小・中学校などで、
掃除に学ぶ会でトイレと周辺の掃除を展開されていた。
この時に教えていただいたのが「凡事徹底」。
「誰にでもできる平凡なことを、
誰にもできないくらい徹底する」ことの大切さである。
ラクすること、金儲けや出世くらいしか関心のなかった
私にとっては衝撃であった。
いつぞや鍵山氏に質問させてもらったことがある。
当時住まいの近隣の落ち葉をかき集めて掃除していた。
ただきれいにしたなと思っても、
また風が吹いて落ち葉がたまってくる。
掃除した後1時間くらいはまだきれいだが、
2~3時間するとまた落ち葉で一杯になってしまう。
まさに「イタチごっこ」でないか?
「私のやっている掃除は無駄ではないでしょうか?」
鍵山氏は笑みを浮かべながらも、きっぱりと言われた。
「私はそうは思いません。
松永さんは京都のご出身でしたね。
有名な〇〇寺さんでは毎朝に落ち葉をキレいに
掃き清められています。
後からまた新しい落ち葉が落ちている。
そのときの〇〇の庭園の景色は風流なものです。
掃除もせずにずっと落ち葉がたまった
庭との違いは誰の目にも明らかでしょう。
日々の小さな取り組みの差(微差)が、
繰り返すことで大きな差(大差)になります。
近隣の清掃とは素晴らしい行いですので、
ぜひ続けてくださいね」
私は何も言うことができなかった。
当時に掃除の大切さは身に染みていたハズだが、
その後なんだかんだ「忙しい」ことを言い訳にして、
掃除を止めてしまった。
その後にいろんな行き詰まりとどん底を経験して、
掃除(ゴミ拾い)を再開したのは6年前だったろうか。
当時は相当すさんでいた私のココロも、
最近は少し元気を取り戻しつつある。
もしあなたが現在人生に何らかの行き詰まりや
ココロに息苦しさを感じられているならば、
まずは誰でもできる掃除を実践してみては、
いかがだろうか?
打算ありありであったとしても、
実践するのと何もしないのとでは、
天地の差が開く。
お住まいの近く、仕事場周辺など、
やれるところは多いハズだ。
最後に鍵山氏の言葉を贈りたい。
「ひとつ拾えば、ひとつだけキレイになる」。
実はゴミのことではなく、
あなたのココロのゴミのことかもしれない。
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