ココロを元気にする方法 by 歌って踊れる健康プロデューサー 

ココロを健康にする方法を健康プロデューサーとして自身の経験からお伝えします。

ココロを元気にする方法 「少し損することを習慣にしてみる」Chapter1-⑲

f:id:tmatsu06:20200517045449j:image

「歌って踊れる健康プロデューサー」として、

改めて心の健康、体の健康、食の健康など、

皆さんのココロを元気にする方法をお届けしたい。

今回のテーマは、 

「少し損することを習慣にしてみる」である。

 

次のような場面に出会ったときに、

あなたは普段どうしているだろうか?

正直に思い浮かべてほしい。

 

①あなたはスーパーに牛乳を買いに行った。

冷蔵ケースのなかにいつも買っているブランドの

牛乳が前から後ろまでかなりの数が陳列している。

先頭のパックの賞味期限はちょうど1週間後だった。

さて、あなたはどうするか?

f:id:tmatsu06:20200517044959j:image

②あなたは本屋で新刊本を読んで購入しようと決めた。

さすがに人気作家の作品だけあって、

かなりの数の本が平積みされている。

今立ち読みした本は手に持ったままだ。

さて、あなたはどうするか?

f:id:tmatsu06:20200517045111j:image

あなたの答えはどうだろうか?

別に良い悪いに関係なく、

次のような行動をすることも多いのではないか?

 

①同じ値段なのだからいくつかの牛乳パックの

賞味期限を確認して、

できるだけ賞味期限が先のものを購入する。

 

②今立ち読みした本は平積みしているところへ戻し、

実際に積まれている中から

キレイなものを1冊取り出して購入する。

 

私もつい最近まで意識する/しないに関係なく

上記の行動をとっていた。

それはそうだ。

 

誰しも損はしたくない。

私だってそうである。

得したいものだ。

 

例えばモノを買う時も1円でも安く買いたい。

逆に売る時には1円でも高く売りたい。

人間の持って生まれた性かもしれない。

 

そんなとき、

最近ご縁をいただいた方から次のようなことを

習慣にしていると伺った。

 

「自分は少し損する生き方を実践している。

例えばスーパーで陳列している商品を購入する際に、

何も考えずに一番目の前のモノをスッと取って、

購入することにしている。」

 

なぜこのようなことを実践されているのか?

それは次に購入される方のことを考えるだけで

「心が優しくなれる」のだそうだ。

 

それを聞いた瞬間、

頭をハンマーで殴られたような衝撃を覚えた。

 

私は他人のことを考えて実践しているつもりが、

まったくできていなかったことに気付いたのだ。

その日以来、

私も同じ実践をまねてみることにした。

 

実際に少し損する行動を習慣にされている方は、

元気でバイタリティに満ち溢れて、

経済的に成功されている方が多い。

もちろん先にご紹介した方もそうである。

 

2つの例をご紹介したい。

 

1例目は某東商一部上場メーカの会長である。

よく出張で全国を回られてホテルを利用される。

 

そのさいにタオルと石鹸しか使われない。

ほかのアメニティなどもそのままにされる。

歯ブラシや髭剃りなど必要なものは、

バックに入れられているそうだ。

 

「ホテルの掃除に来られる方に、少しでも

喜ばれている姿を考えると嬉しくなる。

便箋で「ありがとう。快適な夜を過ごせました」

と書いて残しておく。」

 

ここまで行くと正に人生の達人である。

 

私などはすべてのモノを使わないと損だ、

とばかりに使い倒していた。

そればかりではない。

 

袋いりのくし、シャンプー、リンス

お茶やコーヒーのパックまで、

宿泊した記念として持って帰っていた。

今考えるお恥ずかしい限りだ。

f:id:tmatsu06:20200517045227j:image

2例目はサービス関係の急成長ベンチャー

企業の若き経営者である。

 

JRのターミナル駅からオフィスまで、

2キロもなく、歩いても10分程度の距離。

 

経営者にとってはわずかの時間も惜しいため、

その間よくタクシーを利用される。

 

タクシーに乗った際には必ず

「タクシーに乗ると必ず運転手さんに、

近くてごめんなさい、おつりは要らないので

これで〇〇までお願いします。」

先にスッと1000円札を出すのだそうだ。

 

なぜこのようなことをされているのか?

 

「あの駅のターミナルのタクシー待機場に

何台のタクシーが客待ちで止まっているか

見たことがあるでしょう。

 

場合によって10分~15分程度、

いや長い場合は30分以上もあるでしょう。

ワンメーターのために30分の時間を

使われたことに少しでも報いるため。」

f:id:tmatsu06:20200517045319j:image

そう、少しでもプロ運転手の方に

喜んでもらうためである。

 

「効果は絶大ですよ。

運転手の方とすぐに仲良くなれる。

 

降りるときに「釣りはいらない」、

という人はいるでしょう。

でも先に出す人はまずいないしね。」

 

こちらも正に経営者視点での

人生の達人であろう。

 

ここのお二人は損する生き方を通して

結果的には大成功されている。

そう得されているのだ。

 

損する生き方を実践するヒントは、

どうやら今目の前にいる人や、

目の前にいなくても確実にいる人のことを

考える心の余裕があるかどうか。

そのような気がする。

 

その方のことを考えて、

自分の損得勘定を少し横へ置いて、

損の道を取る。

だがその分ココロは優しくなれる。

 

あなたがもし全知全能の神さまだったら

上でご紹介したような、

少し損な行動を習慣にしている人と、

損得勘定で行動している人と

どちらを応援したくなるだろうか?

 

「全知全能の神」と言ったが、

周りにあなたの行動を見ている人は必ずいる、

と言い換えてもいいだろう。

 

まずはできる範囲から、

少し損する生き方を始めてみよう

 

少なくともあなたのココロは、

人に優しくなれて

元気を取り戻すことになる。

f:id:tmatsu06:20200517050024j:image

#健康 #健康第一 #健康管理 #健康志向 #健康住宅 #健康生活 #健康になりたい #健康づくり #ココロとカラダ #ココロ #ココロトココロ #ココロオドル毎日を #ココロと身体は繋がってる #得する人損する人 #損する人得する人 #損するタイプ