ココロを元気にする方法 by 歌って踊れる健康プロデューサー 

ココロを健康にする方法を健康プロデューサーとして自身の経験からお伝えします。

ココロを元気にする方法 「Fake it till you make it.」Chapter1-⑭

「歌って踊れる健康プロデューサー」として、

改めて心の健康、体の健康、食の健康など、

皆さんのココロを元気にする方法をお届けしたい。

 

今回のテーマは、 

「Fake it till you make it!」である。

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「Fake」とは「~ふりをする」の意味。

 

昨今よく言われる「Fake News」という場合は、

「でっちあげる、偽造する」という意味になる。 

 

また「Make it」は「成功する」の意味。

 

全体を日本語訳すると、

「成功するまでは、成功しているフリをしろ!」

との格言である。

 

このブログでは少し言い換えて、

「元気になるまでは、元気なフリをしよう」

というご提案である。

 

最初にこの格言を教えてもらったのは、

コールドリーディングで一世を風靡された、

パーソナルモチベータの石井裕之氏。

 

「成功するためには何が必要か」との質問に、

石井氏は上の格言を紹介された。

 

これはすべてのことに通じると、

私は信じている。

 

最初から成功した人も確かにいる。

しかし、

多くの場合は生まれた時から、

成功していた訳ではないだろう。

 

多くの場合はまだ周りの誰もが、

成功者と認めていないときから、

本人は成功者だと思い込んでいた。

 

もしくは必ず成功すると確信していた。

 

偉大な経営者の伝記や本などを読むと、

「もう想」的な発言や行動が必ず出てくるのだ。

 

石井氏は、成功のカギが

自分自身成功するフリをすることだという。

もちろん行動も発言もそうだ。

 

元気についても同じではないか。

 

仮にあなたに体調が良くなく、

食欲がないとしよう。

なかなか元気が出ない。

 

そんな折でも元気なフリをするのだ。

発言も行動もそうする。

 

例えば、そんなときに、

「ステーキ」や「焼肉」を食べに行く。

 

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本来ステーキ屋や焼き肉屋に行く人の中に、

「食欲のない」人や「体調が悪い」人は

ほとんどいないだろう。

 

そういうフリで食事していると、

いつの間にか元気になってくる。

何となくわかる気がしないだろうか。

 

ガツガツとステーキや焼き肉を楽しんで

食べている人の中に行けば、

その環境に感化されるということは、

十分にあるではないか。

 

そのため私は少し元気のないとか

精神的に参っているという友人については

食事なら上記のステーキ屋か焼き肉屋に

一緒に行くようにしている。

 

しかも食べ盛りの学生や若者に人気のある

比較的リーズナブルな繁盛店が選ぶ。

 

大抵の場合、

相手からのリクエストは

「食欲がないので、あっさりしたものを」

と言われる。

 

遠慮なく上記のいずれかを

選択することが多い。

 

時には親友を励ます場合は、

「私がおごる」と言って、

無理にステーキや肉大盛やデカ盛りを、

注文することもする。

 

結果的に100%とは言えないが、

店に来る前と食事後では

100%表情や気持ちが一気に変わることを

実証してきた。

 

まさか周りの人も、

食欲のないときや体調が良くないときに、

ステーキや焼き肉を食べるとは思わない。

 

フリをしているだけで、

もう元気な人なのだ。

 

この行動(ステーキを食べる)をきっかけに、

ココロは元気を取り戻すのだ。

 

よく医者の先生も、

高齢の方ほど「ステーキを食べたほうがよい」

とアドバイスされる。

 

もちろん医学的・栄養学的な見地から、

データを検証された結果であろう。

 

ただ個人的には、

それだけではないような気がする。

 

ステーキをよく食べる高齢の方が、

逆に元気なのは、

その年齢にあまりふさわしくない、

行動をする(ステーキを食べる)

行動にあると考える。

 

「心身一如」という言葉があるが、

まさにカラダとココロはつながっている。

 

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ココロを元気にしたかったら、

直接ココロを操作するのは難しい。

 

その場合はカラダから変化をさせて、

ココロを変える方が早い。

 

ココロがそういう気持ちにならなくでも

まずはカラダを無理やり、

その気持ちの人がするような行動をする。

まさに「フリをする」のだ。

 

実はこのココロを元気にする「Fake it」は、

高校1年生の時から「高血圧症」に苦しみ、

何とか克服しようとした体験にある。

 

高校入学して初めての健康診断で、

始めて血圧検査を受けて、

わずか15歳で血圧は「165-90」。

正に本態性高血圧症となった。

 

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それ以来血圧を測るたびに、

医者からは「高い」と言わつづけた。

何とも検査入院や通院、投薬を繰り返した。

「このままでは40歳くらいには、

 心臓か脳の血管が切れて死ぬ」と

宣告されることもよくあった。

 

おまけに大学を卒業して社会へ出るとき

内定を得ていた大企業から、

健康診断で高血圧が見つかったことを理由に、

意中の5~6社から連続内定取消となった。

 

私にとっては健康診断(人間ドック)、

そして何よりも血圧検査は恐怖に変わった。

 

検査をする前から不安と恐怖で

ココロの中では、

「また高い値がでたらどうしよう?」

「10代で血圧を下げる薬を飲むのか?」

「別の病気が隠れているのでは?」

「30歳まで生きられるのだろうか?」

などなどの気持ちがうごめいて、

いつもドキドキしていた。

 

そして結果は高血圧との判定だった。

 

その時の生活習慣は以下の通り。

・食事は塩分を控えたものを中心にする。

・栄養の高い野菜中心の食生活をする。

・水はよく飲む。特に就寝時と起床時は、

 500㎖の水を飲む。

・激しい運動を避けて適度な散歩を中心に。

・体重を標準体重まで約10Kg落とす

などなど。

 

高血圧症に効くということは、

何でも取り入れる健康的な日々だった。

しかし一向に改善しなかったのだ。

 

そんな私も社会人2年目になったとき、

友人からあるスポーツをやろうと誘われた。

 

バイアスロン」(自転車とマラソン)。

よくご存じの通り、

トライアスロンの水泳を抜いた競技だった。

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健康的だけれど、

あまりにもつまらない単調な毎日、

どうせ死ぬなら楽しんで死ぬか。

 

当時の主治医の忠告(「激しい

運動はやめた方がよい」)を無視して、

バイアスロン」にはまっていった。

毎日激しいトレーニングを毎日実践した。

 

その後の結果だけお伝えしたい。

 

高血圧の正体は「白衣高血圧症」だった。

医者の白衣を見ると、

動揺してその瞬間に血圧が急上昇するという

メンタル起因の高血圧だったことが判明した。

 

ココロにカラダが引っ張られていたのだ。

 

バイアスロンを始めた25歳から55歳の今まで、

30年間健康診断でも、人間ドックでも

定期的に行っている献血でも、

血圧検査で指摘されたことも、

引っかかったことも全くない。

 

あの時「バイアスロンをする」という行動が

私にとってはココロを「Fake」する行為だった。

 

少なくともバイアスロンは30年まえの当時

病気のある人や高血圧症の人がやる、

スポーツではなかったのだ。

 

ただチャレンジすることは、

カラダにとって「健康」というフリをした。

次第にココロも健康を取り戻したのだ。

 

もう私のカラダからも、

ココロからも

「高血圧」という文字は消えてしまった。

 

「Fake it until you make it」。

(元気になりたければ元気なフリをしろ)

私は今でもそう確信している。

 

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