ココロを元気にする方法 「手書きではがきを書いてみる」Chapter1-⑧
「歌って踊れる健康プロデューサー」として、
改めて心の健康、体の健康、食の健康など、
皆さんのココロを元気にする方法をお届けしたい。
今回のテーマは、
「はがきを手書きで書いてみる」である。
デジタルトランスフォーメンションの時代に、
超アナログ手書きはがきのおススメである。
今やデジタル全盛の時代である。
人と人とのコミュニケーションは、
手紙(はがき)→固定電話→携帯電話→メール、
そして今やLINEへと変わった。
確かに安価(無料)で益々便利になっている。
ただ相手に自分のココロをお届けするという、
観点では逆に難しくなっている。
では皆さんに一つ質問である。
現在日本郵便の(旧官製)はがきの送料は、
いくらか即答できるだろうか?
答えは「63円」。
昨年の消費税10%に上がった際に、
1円値上がりして現在の価格になった。
ちなみに定型の封書は「84円」。
コチラは消費増税後も同じ価格である。
LINEの無料電話や携帯通話料に比べると、
はがきは非常に高額である。
ただココロが元気になることを考えると
はがきを63円かけて書くメリットは、
十分にあると確信する。
せっかく63円をかけるならば、
印刷でなく手書きにこだわりたい。
あなたと相手のココロを動かすためには、
印刷文字よりも手書き文字のほうが、
何十倍もパワーを発揮する。
あなたが手書きで書いた字は、
あなた自身のココロを直接表現する。
字に自信がないという方もいよう。
そんなあなたへ、
私のはがきの師の一人、
日本で複写はがきを広めておられる
広島県の坂田道信先生の言葉を贈る。
坂田先生曰く。
「下手でもいいよ」。
これを次の通り言い換えてみたい。
場面は結婚式の最後の方のスピーチ、
父親が嫁ぐ娘に贈ることばだ。
お世辞にもうまいとは言えない。
緊張のあまり無言になりながらも、
トツトツと話すスピーチは、
却って式場全体を感動に包むではないか。
はがきでも同じである。
ココロを込めて書いた、
「下手」に見える文字が、
逆に相手のココロに感動を与えるのだ。
年賀状を受け取ったとしよう。
印刷文字だけの1枚と、
手書きの1枚とどちらに目が行くだろうか?
どちらを真剣に読むだろうか?
多くの方は前者を選ぶのではないだろうか。
もちろん
達筆で毛筆や万年筆で書いた文字もいい。
歪んだり、
斜めになったり、
震えたりした「下手」な文字もいい。
要はすべて「個性」であり、
あなたの人となり・ココロが現れる。
さて、はがきを手書きを書くと決めた。
と言っても一体誰に書くのか?
書きたいけれど、
書く相手がいない。
そんなあなたへ、
参考までに私は以下の通りでスタートした。
①両親
②兄弟(姉妹)
③親戚(叔父叔母・従妹など)
④友人(あまり会っていない)
⑤先生や師・先輩など
⑥仕事関係でお世話になっている方
(名刺交換後)
⑦仕事関係のお客さま⑧初めて会った人
などなど
実は①~⑦に書くことのできない人でも
絶対に書いてほしい相手がいる。
まさにあなたにとって⓪番の相手。
さあ一体その相手とは誰だろうか?
答えは、
「未来の自分自身」である
そうあなた自身に対して書くのだ。
書いてポストにはがきを投函する。
すると早ければ翌日、遅くとも
2~3日後にポストに届く。
過去のあなたからのメッセージが届く。
そう書く相手は必ず1人以上はいる。
安心して始めてほしい。
私の場合は「1日3枚書く」と決めた。
もう15年前のことだ。
2年して毎日書く枚数は15枚になった。
これは続けてみればわかるが、
毎日相手からの返事のはがきが届く。
毎日15枚新たに書いたというより、
12枚はいただいたはがきへのお返事、
あと3枚が新たにこちらから発信したもの。
最高には毎日25枚書いていた。
しかしいまもそうだが、
何故だかタイムリーにココロに響く
そんなはがきが毎日届くのだ。
うれしいときやめでたいときには、
お祝いのことばに満ち溢れた
はがきが届く。
苦しいときや悲しいときには、
励ましや勇気のことばに満ちた
はがきが届く。
また行き詰った時には、
解決のヒントになることばの
はがきが届く。
まさにこの原稿を書いている日に、
たまたま上でご紹介した坂田先生から
以下のようなお手紙をいただいた。
無神論者である私だが、
このような奇跡が続いて起こってくると、
ひょっとして神さまはいるのか?
そんな思いさえする。
いただいたはがきを読んでいると
1日張り詰めたココロの糸がどんどん
緩んでいくような感覚である。
そのため、
いただいたおはがきは、
その当日中ココロが緩んでいる状態で、
一気にはがきで返事を書くようにしている。
「下手でもいい」のだから。
1枚5分以内で書いてしまう。
いま現在は原点回帰して、
1日3枚以上書くことを日課にしている。
いただいたはがきが、
10枚以上になる時もある。
もちろんその枚数分を書くことになる。
月間で100~150枚くらいだろうか。
まさにココロが元気になる至福の時である。
おかげさまで今では、
定期的にはがきをやり取りしている、
「はがきの友」は約30名くらいになった。
お住まいも離れていて、
直ぐに直接お会いできないが、
ココロはいつも通じ合っている。
今のようなコロナウイルス感染拡大で
人と人の接触が禁じられているとき
まさにうってつけだ。
あなたにも、
ぜひともこの至福の時を味わってほしい。
さあ、近くの郵便局かコンビニで、
はがきを買って始めてみよう。
#健康 #健康第一 #健康志向 #健康になりたい #健康思考 #心の健康 #心身の健康#てがき #はがき #絵はがき #はがき絵 #こころ #ころなにまけるな #ころなういるす #ころなういるす早くおさまりますように #こころから #ころなういるすに気をつけろ